最後の日への信仰に関連し、永劫の来世の行き先の1つである天国の様子を簡潔に描写していきます。
التفاصيل
天国の様子 ● 天国とは:アッラーが来世において、信仰者の男女のためにご準備なされた安らぎの地です。 ● 天国についての話は、それとその享楽及びその住人たちをお創りになられた崇高なるアッラーそのお方の啓典、そしてクルアーンと真正なハディースが示している通り、そこに入り足を踏み入れた方すなわち預言者ムハンマド(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)の伝えた伝承に依拠することになります。 ● 天国のよく知られた諸名称: 天国はその本質は1つでありながら、その属性は数あまたです。そしてそのよく知られた名称には、以下のようなものがあります: 1-アル=ジャンナ(天国、楽園):至高のアッラーは仰られました:-そしてアッラーとその使徒に従う者は、(アッラーが)彼をその下を河川の流れる楽園に入れよう。彼らはそこに永遠に留まるのだ。これこそはこの上ない勝利である。,(クルアーン4:13) 2-楽園フィルダウス:至高のアッラーは仰られました:-信仰し善行に励む者たちこそには、フィルダウスの楽園がその住まいとして与えられよう。,(クルアーン18:107) 3-アドゥン(エデン)の楽園:至高のアッラーは仰られました:-これこそは1つのよき誉れである。そしてムッタクーン(アッラーのお怒りと懲罰を招くような事柄から身を慎む者たち)にはよき帰り所がある。そのいくつもの扉が開け放たれた、アドゥンの楽園である。,(クルアーン38:49‐50) 4-永遠の楽園:至高のアッラーは仰られました:-言え、「一体それ(地獄の業火)か、あるいはその報いと終着先としてムッタクーン(アッラーのお怒りと懲罰を招くような事柄から身を慎む者たち)に約束された永遠の楽園の方がよいのか?」,(クルアーン25:15) 5-安楽の楽園:至高のアッラーは仰られました:-信仰し善行に励む者たちにこそは、安楽の楽園がある。,(クルアーン31:8) 6-身を休める楽園:至高のアッラーは仰られました:-一方信仰し善行に励む者たちには、彼らが行っていた事に対し、その住まいとして身を休め避難させる楽園がある。,(クルアーン32:19) 7-安らぎの地(ダール・アッ=サラーム):至高のアッラーは仰られました:-彼らにこそはその主の御許に、安らぎの地がある。そしてかれ(アッラー)こそは、彼らが(現世で)行っていたところのものゆえに彼らの庇護者なのである。,(クルアーン6:127) ● 天国の場所: 1-至高のアッラーは仰られました:-そして天にはあなた方の糧(の諸要因)と、あなた方が約束されているところのもの(天国あるいは地獄)がある。,(クルアーン51:22) 2-至高のアッラーは仰られました:-そして彼(ムハンマドのこと)は再度彼(ジブリール)を見た。最果てのスィドラの木の下で。そこには身を安らげる楽園がある。,(クルアーン53:13‐15) 3-アブ・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「“アッラーとその使徒を信じ、サラー(礼拝)をし、ラマダーンのサウム(斎戒、いわゆる断食)をする者は、アッラーに天国へ入れて頂く報いがあろう。例え彼がアッラーの道において移住したとしても、あるいは生まれた土地に留まっていたとしても。”(教友たちは)言いました:“アッラーの使徒よ、人々にそれを伝えるべきではないでしょうか?”(預言者は)言いました:“天国には100の位階がある。アッラーはかれの道におけるムジャーヒドーン(様々な形で力の限り奮闘する者たち)にそれをご準備されたのだ。各位階の間は天地の間ほどもある。ゆえにアッラーに乞うときは、フィルダウスを乞うのだ。それこそは最も中心にあり高位に属する天国なのである。そしてその上には最も慈悲深きお方の玉座があり、そこから天国の河川が湧き出るのだ。」((アル=ブハーリーの伝承[1]) 4-アブー・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)によればアッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「信仰者に死が訪れると、彼の下には慈悲の天使がやってくる。そしてその魂が引き抜かれると、それは純白の絹に包まれてその天使とともに天の扉へと舞い上がる。そして彼らは言うのだ:“このようなよい香りは嗅いだことがない・・・”」(アル=ハーキムとイブン・ヒッバーンの伝承[2]) ● 天国の各扉の名称: アブー・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)によるとアッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「アッラーの道において2種類の財産から施した者は、天国の諸門からこう呼びかけられる:“アッラーのしもべよ、これはよいことだ。”またサラー(礼拝)の徒は、サラー(礼拝)の門から呼びかけられる。またジハード(奮闘努力すること)の徒であればジハードの門から、サウム(斎戒、いわゆる断食)の徒であればアッ=ライヤーン門から呼ばれる。またサダカ(施し)の徒であれば、サダカの門から呼ばれる。」そこでアブー・バクル(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「アッラーの使徒よ、あなたは私の両親をもってしても換え難いお方。その内どれか1つの門から呼ばれれば十分ではありますが、それらの門全てから呼びかけられる者はいますか?」(預言者は)言いました:「ああ。そしてあなたがそうであることを望む。」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承[3]) ● 天国の諸門の広さ: 1-ウトゥバ・ブン・ガザワーン(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「天国の諸門の間の間隔は40年(もの行程)に相当しますが、それが押し寄せる人波でぎっしり埋め尽くされる日がやってくる。と私たちは聞きました。」(ムスリムの伝承[4]) 2-アブー・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「ある日アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)に一片の肉が持って来られました・・・‐そしてこの伝承の後ろにはこうあります‐“ムハンマドの魂がその御手に委ねられているお方に誓って。天国の1つの門から別の門までの距離は、マッカからハジャル、あるいはマッカからブスラー[5]ほどもあるのである。”」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承[6]) ● 天国の門の数: 1-至高のアッラーは仰られました:-そしてその主(のお怒りと懲罰を招くような行い)に対して身を慎んでいた者たちは、一団となって天国へと連れてゆかれる。そしてそこに到着するとその門々は開かれ、その門番たちは彼らにこう言う:「あなた方は(この日全ての悪から)平安です。あなた方は(現世において)よく行いました。永遠に天国の中に入るのです。,(クルアーン39:73) 2-サハル・ブン・サアド(彼にアッラーのご満悦あれ)によると預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「天国には8つの門がある。そこにはサウム(斎戒、いわゆる断食)の徒であった者たちしか入ることのない“アッ=ライヤーン”と呼ばれる門がある。」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承[7]) ● 天国の諸門はその住人に対して開かれている: 至高のアッラーは仰られました:-これこそは1つのよき誉れである。そしてムッタクーン(アッラーのお怒りと懲罰を招くような事柄から身を慎む者たち)にはよき帰り所がある。そのいくつもの扉が開け放たれた、アドゥンの楽園である。,(クルアーン38:49‐50) ● 現世において、その諸門が開く時: 1-アブー・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)によると、アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「天国の諸門は月曜日と木曜日に開かれ、そしてアッラーに何ものをも並べて崇めない全てのしもべの罪は赦される。しかし相互に怨み合う2人の同胞は別であり、アッラーはこう仰られる:“誰か別の者がこの2人の間をとりもつまで、彼ら(の罪が赦されるの)をひとまず保留するのだ。”」(ムスリムの伝承[8]) 2-アブー・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「ラマダーン月が到来すると、天国の門々は開かれ、地獄の門々は閉じられる。そしてシャイターン(悪魔)たちは縛り止められるのだ。」((アル=ブハーリーとムスリムの伝承[9]) 3-ウマル・ブン・アル=ハッターブ(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:“ウドゥー[10]をまんべんなく行い、「アシュハド・アッラー・イラーハ・イッラッラー、ワ・アンナ・ムハンマダン・アブドフ・ワ・ラスールフ(私はアッラーの他に真に崇拝すべき存在はなく、ムハンマドはそのしもべであり使徒である、と証言します)」と言う者には誰にでも、天国の8つの門が開け放たれる。そして彼はその内の望む門から入ることが出来るのだ。”」(ムスリムの伝承[11]) ● 最初に天国に入る者: アナス(彼にアッラーのご満悦あれ)によると、アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「私は審判の日に天国の門の前に来ると、それを開けるよう命じる。すると門番は言う:“あなたは誰ですか?”私は言う:“ムハンマドだ。”すると彼は言う:“あなたがいらっしゃるまでは、誰にも門を開けぬようにと言付けられていました。”」(ムスリムの伝承[12]) ● 最初に天国に入る民: アブー・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:“私たち(ムスリム)は(啓典の民の内で)しんがりを務める者たちであるが、審判の日には先頭に立つのである。そして私たちは最初に天国に入る民なのだ。」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承[13]) ● 最初に天国に入る一団: 1-アブー・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:“最初に天国に入る一団は、満月の夜の月のような姿である。そしてその次に入る者たちは、天に最もまばゆい煌く惑星の姿である。彼らは排尿もしなければ、唾を吐くことも鼻を垂らすこともない。彼らの櫛は金で、彼らの汗は麝香である。また彼らの香炉は香木で、その配偶者たちは白眼と黒眼のはっきりした乙女たちである。また彼らは皆、天に60腕尺もの高さにそびえる彼らの父祖、アーダムの姿なのである。”」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承[14]) 2-サハル・ブン・サアドによれば、アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「私の民から必ずや70000あるいは700000人の者が、互いに結びつきながら天国に入る。彼らは(皆一勢に天国に入るのであり、)最後の者が(天国に)入るまで最初の者が入ることはない。彼らの顔は満月の夜の月の形をしている。」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承[15]) 3-アブドッラー・ブン・アムル(彼らにアッラーのご満悦あれ)は言いました:「私はアッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)がこう言うのを聞きました:“ムハージルーン[16]の貧しき者たちは審判の日、金持ちたちに40年先駆けて天国へ入るであろう。”」(ムスリムの伝承[17]) ● 天国の住民の年齢: ムアーズ・ブン・ジャバル(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「天国の住民たちは体毛も顎鬚もなく、コフル[18]を眼につけた30才、あるいは33才の状態で天国に入る。」(アフマドとアッ=ティルミズィーの伝承[19]) ● 天国の住民の顔の描写: 1-至高のアッラーは仰られました:-実によく(アッラーに)従った者たちは、(天国の)安寧の中にある。(彼らは)寝台から(その恩恵に溢れた光景を)眺め見る。あなたは彼らの顔に安寧の輝きを見出すことであろう。,(クルアーン83:22‐24) 2-至高のアッラーは仰られました:-その日顔々は輝く。その主を眺めて。,(クルアーン75:22‐23) 3-至高のアッラーは仰られました:-その日顔々は美しい。(現世で)努力したもの(の報い)に満悦して、天国の高きで。,(クルアーン88:8‐10) 4-至高のアッラーは仰られました:-その日、顔々は光をほとばしらせる。歓喜し悦楽して。,(クルアーン80:38‐39) 5-至高のアッラーは仰られました:-そして一方その顔が白く輝く者たちは、アッラーのご慈悲のもとにあり、そこに永遠に留まる。,(クルアーン3:107) 6-アブー・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「最初に天国に入る一団は満月の夜の月の姿である。そしてそれに続く者たちは、天で最も美しく輝く煌く惑星のようである。彼らの心は1つであり、彼らの間には憎しみ合いや嫉妬などが存在しない。」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承[20]) ● 天国の住民のやって来る光景: 1-至高のアッラーは仰られました:-そしてその主(のお怒りと懲罰を招くような行い)に対して身を慎んでいた者たちは、一団となって天国へと連れてゆかれる。そしてそこに到着するとその門々は開かれ、その門番たちは彼らにこう言う:「あなた方は(この日全ての悪から)平安です。あなた方は(現世において)よく行いました。永遠に天国の中に入るのです。,(クルアーン39:73) 2-至高のアッラーは仰られました:-そして天使たちは(天国の)全ての門にある彼らの下にやって来て、言う:「あなた方が耐え忍んできたものゆえに、あなた方に平安あれ。あなた方が終着した住まいの、何と素晴らしいことか。」,(クルアーン13:23‐24) 3-至高のアッラーは仰られました:-最大の恐怖(審判の日の恐ろしい出来事の数々)は彼ら(天国の徒)を悲しませることがない。天使たちは(天国の門の前で)彼らを迎え、こう言うのだ。「この日こそは、あなた方が約束されていた日なのです。」,(クルアーン21:103) ● 清算も懲罰も受けることなく天国に入ることの出来る人たち: 1-イブン・アッバース(彼らにアッラーのご満悦あれ)は言いました:「預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:“私の目の前に(来世での)様々な民(の様子)が提示された。私はその民と共にやって来る預言者や、集団を引き連れてくる預言者を目にした。また10人しか追従者のいない者や、5人しか引率していない者、さらには誰一人として追従者のいない預言者も目にした。私がふと(遠くを)眺めると、大集団を発見したので、ジブリール(ガブリエル)に「彼らは私の民か?」と訊いた。 しかしジブリールは言った:「いや。しかし地平線の方を見よ。」それで見てみると、そこには大きな集団があった。ジブリールは言った:「彼らがあなたの民である。そして(今見えている)先頭の70000人は清算も懲罰もない者たちなのだ。」私は言った:「何故?」(ジブリールは)言った:「彼らは焼きごてで治療せず、魔除けもせず、ある物事を吉凶と考えたりせず、彼らの主のみにタワックル(全てを委ねること)していた者たちである。」”」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承[21]) 2-アブー・ウマーマ(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「私はアッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)がこう言うのを聞きました:“崇高なる我が主は、私の民から70000人の者が清算も懲罰もなしに天国に入ることをお約束された。彼らの内の各1000人には更に70000人が同行し、さらには偉大で荘厳なるわが主がその両手で3回すくい上げられる(数だけの者もそこに含まれる)。」(アッ=ティルミズィーとイブン・マージャの伝承[22]) ● 天国の地とそこにある建物などの様子: 1-アナス(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は昇天に関する伝承において、こう言いました:「・・・それからそこを出発し、最果てにあるスィドラの木にまで到着した。するとその上にわけの分からない様々な色が浮き上がり、それから私は天国に入れられた。そしてそこには真珠のドームの数々があり、その砂は麝香であった。」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承[23]) 2-アブー・フライラ(彼にアッラーのご満悦あれ)は言いました:「私たちは言いました:“アッラーの使徒よ、・・・天国の建物とはどのようなものですか?”(預言者)は言いました:“そのレンガは金銀からなり、漆喰は芳しい麝香である。また(天国の)小石はルビーや真珠で、砂はサフランなのだ。そこに入った者は安楽にあり、何の害も被らない。また永遠に生き、死ぬこともない。また彼らの衣服がほころびる事もなければ、若さが去り行くこともない。”」(アッ=ティルミズィーとアッ=ダーリミーの伝承[24]) 3-アブー・サイード(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、イブン・サイヤード(彼にアッラーのご満悦あれ)は預言者に天国の砂について尋ねました。預言者)は言いました:「(それは)純白できめ細かく、純粋な麝香である。」(ムスリムの伝承[25]) ● 天国の住民の天幕: 1-至高のアッラーは仰られました:-天幕の中に留まっている美しい乙女たち。,(クルアーン55:72) 2-アブドッラー・ブン・カイス(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「天国における信仰者の天幕は中空になった1つの真珠であり、その長さは60マイルもある。また彼には多くの配偶者がおり、そこを巡って歩くのだが、お互いに見ることはないのだ。」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承[26]) ● 天国の市場: アナス・ブン・マーリク(彼にアッラーのご満悦あれ)によると、アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「天国には毎金曜日、人々が訪れる市場がある。そこでは北風が吹くが、それが彼らの顔や衣服に触れると、彼らはより美しく華やかになる。彼らは更なる美しさや華やかさをたたえつつ家人の下に戻るが、彼らを見た家人たちはこう言う:“アッラーにかけて。あなた方は私たちと離れた後、美しく華やかになった。”すると彼らもこう返す:“そしてあなた方も私たちと離れた後、美しく華やかになった。”」(ムスリムの伝承[27]) ● 天国の宮殿: 偉大かつ荘厳なアッラーは心が渇望し、また目にも麗しい天国の宮殿をお創りになりました。 至高のアッラーは仰られました:-アッラーは男女の信仰者に、その下を河川の流れる天国を創られた。彼らはそこに永遠に留まる。そしてアドゥンの楽園の中にある、よき住まい。そしてアッラーのご満悦こそは(これら全ての内で)最大のものである。実にこれこそはこの上ない勝利なのだ。,(クルアーン9:72) ● 天国の宮殿における人々の位階の差: 1-至高のアッラーは仰られました:-そして(天国に)目をやれば、あなたはえも言われぬ安楽と巨大な王国を目にしよう。,(クルアーン76:20) 2-アブー・サイード・アル=フドゥリー(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「天国の民はその位階においてそれぞれ異なっている。彼らはちょうど東西の地平線に消え行く煌く惑星の位置がそれぞれ異なるように、その上の階に住む者がその下の階の者を見下ろしている。」(アル=ブハーリーとムスリムの伝承[28]) ● 天国の民の部屋々々: 1-至高のアッラーは仰られました:-そして信仰し善行に励む者たちは、われら(アッラーのこと)がその下を河川の流れる楽園の部屋々々に住まいを与えよう。彼らはそこに永遠に留まる。勤行者たちの報いの何と素晴らしいことか。,(クルアーン29:58) 2-至高のアッラーは仰られました:-しかしその主(のお怒りと懲罰を招くような行為)から身を慎む者たちには、その下を河川が流れる部屋々々を与えよう。その上には更に部屋々々があるのだ。(これこそ)アッラーのお約束されたもの。アッラーはそのお約束を破棄されることはない。,(クルアーン39:20) 3-アリー(彼にアッラーのご満悦あれ)によれば、アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言いました:「“天国にはその内側から外側が、そして外側から内側がを見える部屋々々がある。”すると1人のベドウィンの男が立ち上がり、言いました:“アッラーの使徒よ、それは誰の者ですか?”(預言者)は言いました:“よい言葉を施し、サウム(斎戒、いわゆる断食)に励み、人々が就寝中にサラー(礼拝)する者のものだ。”」(アフマドとアッ=ティルミズィーの伝承[29]) ● 天国の民のしとね: 至高のアッラーは仰られました:-(彼らは)その裏地が絹の敷物の上で、ゆったり休んでいる。,(クルアーン55:54) ● 天国の民の敷物と枕: 1-至高のアッラーは仰られました:-そして並んで置かれた枕。また広げられた敷物。,(クルアーン88:15-16) 2-至高のアッラーは仰られました:-彼らは緑色の寝室と、極上の敷物の上に身を休ませている。,(クルアーン55:76) ● 天国のソファー: それは幕によって覆われた寝台、あるいはクッション付きのソファーを指します。 1-至高のアッラーは仰られました:-実によく(アッラーに)従った者たちは、(天国の)安寧の中にある。(彼らは)寝台から(その恩恵に溢れた光景を)眺め見る。,(クルアーン83:22-23) 2-至高のアッラーは仰られました:-(彼らは楽園の中で)ソファーに寄りかかっている。そこでは酷暑も酷寒もない。,(クルアーン76 カテゴリー: ترجمات المادة (5) لغات العرض (8) トルコ語 Türkçe ボスニア語 Bosanski セルビア語 Српски アラビア語 عربي チェルケス語 Адыгэбзэ 日本語 アラビア語 - عربي ベンガル語 - বাংলা ボスニア語 - Bosanski タイ語 - ไทย マラヤラム語 - മലയാളം ウズベク語 - Ўзбек тили 英語 - English 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⑤最後の日への信仰‐15地獄の民の様子から イーマーンの基幹 - ⑤最後の日への信仰‐14地獄の業火で罰される人々の様子 イーマーンの基幹 - ⑤最後の日への信仰‐13地獄の様子 イーマーンの基幹 - ⑤最後の日への信仰‐10(とりなし) もっと